前回の記事は2011年なので、5年ぶりみたいですね。
2011年当時はLS-GLをDebian化するには色々な手順を踏まなくてはいけませんでした。が、時間と熱意を持った方々の活躍も有り、現在ではLS-GL向けのパッケージが配布されるようになりました。
ってことで、今のLS-GLの空き容量も減ってきたし、ちょうど良いかなと思い、インストールしてみました。

手順はDebian 6(Squeez)/Debian 7(Wheezy)の手順を紹介している次のサイトに従います。
用意した材料は次の2点です。
  • 5年前くらいにヤクオフで入手して電源のコンデンサだけ交換して放置していた後期型のLS-GL
  • 外付けHDD(TOURO)を力尽くで解体して取り出した2TBのHDD(日立GST HDS723020BLA642)
どちらも数年単位で電源を入れてなかったのに、よく動いてるなと感心します。

手順としてはざっくり次のようになります。
  1. 必要なファイルをダウンロードしてくる
  2. HDDをセットしたLS-GLとPCを繋ぎ、LS-GLをTFTPから起動させる
  3. TelnetでLS-GLにログインし、インストールするための設定を行う
  4. SSHでLS-GLにログインし、インストールを行う
手順は上記サイトを見て頂くとして、ポイントだけを。
1.必要なファイルをダウンロードしてくる
Debian 8のソフトウェアは次の場所からダウンロードできます。 もし最新バージョンから2世代以上古くなってしまった場合はDebian Archiveから辿ります。 コードネーム以下のディレクトリ構成は一緒となります。
2.HDDをセットしたLS-GLとPCを繋ぎ、LS-GLをTFTPから起動させる
ブザーが鳴り止まないときはLS-GLの電源ボタンを1回押すと鳴り止みます。
TFTPブートがなかなかできない場合は、PCのファイアウォールを一時的に無効にすると良いでしょう。
3.TelnetでLS-GLにログインし、インストールするための設定を行う
4KBセクタの設定を行いました。設定する値は間違えないように気をつけましょう。
4.SSHでLS-GLにログインし、インストールを行う
DHPCによりLS-GLに割り当てられたIPアドレスは、ルーターがNEC製であれば管理画面の「通信情報ログ」から「一般ログ」で確認できます。
それ以降はウィザードに従って進めていくだけです。パーティション設定は必ず手動で行ってください。Wheezyでは背景赤のエラー画面が表示されるそうですが、jessieではそのような画面は表示されずそのままインストールが終わりました。

てな感じで、特に問題なくDebianのインストールは終わりました。SSHで入れることも確認しました。
が、最大の問題はインストール後に発覚。電源OFFがLS-GLの電源ボタンからできないのです。普通のLS-GLと同じように電源ボタン長押しをすると再起動が掛かります。これは今後の課題としましょう。SSHでログインしたコンソールから電源断を行うには、スーパーユーザーになった上で次のコマンドを実行してください。
# poweroff

後はNASとして使用するのに必要な設定を順次行う感じですかね。今思いつく物をざっと列挙すると・・・
  • 一般ユーザーでsudoできるようにする
  • ホスト名の設定と固定IP化
  • 未フォーマットの領域を使えるようにするための設定
  • ファイル共有の設定
こんな感じですかね。上から順番にやっていこうと思います。

========== 2016/05/07 22:24:58 追記 ==========
特に何もしていませんが、電源ボタン長押しでシャットダウンされるようになりました。なんで長押しで再起動したのかちょっと謎ですが、何もせずとも「電源ボタン長押し=シャットダウン」がデフォルトのようです