Visual Studioが複数インストールされている環境では、ソリューションをダブルクリックしても思っていたVisual Studioで開かれないことがあるかと思います。そんなときの対処法の一例です。
いちいちSelectorを洗濯するのが面倒な場合、ダブルクリックでSelectorを開くように関連付けを変更するが良いかと思います。
こちらはダブルクリックでも適したVSで基本開かれますが、ソリューションを作成したVSのエディションと同一のエディションがインストールされていないと失敗することがあります。例えば、作成したバージョンがVS2012で、インストールされているVSがVS Express 2010とVS Express 2012 for Windows Desktopだと、ダブルクリックでVS Express 2010で開かれます。
こんな時、ダブルクリックでVS Express 2012 for Windows Desktopで開かれるようにするには、ソリューションの情報を書き換えます。
ソリューションファイルをテキストエディタで開き、3行目(#から始まる行)を以下のように書き換えます。
Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 12.00
# Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop
書き換え前は「Visual Studio 2012」となっているのですが、上記のように書き換えることでVS Express 2012 for Windows Desktopで開かれるようになります。
Visual Studio Version Selectorから開く
ソリューションを右クリックして[プログラムから開く]を選ぶと、「Microsoft Visual Studio Version Selector」があると思います。これから開くと、そのソリューションに適したVisual Studioで開いてくれます。例えば、VS Express 2012 for Windows DesktopとVS Community 2015がインストールされていて前者で作ったソリューションを開こうとした場合、次のような結果になります。操作 | ダブルクリック | Version Selector |
---|---|---|
起動した Visual Studio | VS Community 2015 | VS Express 2012 for Windows Desktop |
Visual Studio Version Selectorが無い場合
恐らくVS 2012まで(VS 2013以降が入っていない環境)の話で、とてもニッチな情報。こちらはダブルクリックでも適したVSで基本開かれますが、ソリューションを作成したVSのエディションと同一のエディションがインストールされていないと失敗することがあります。例えば、作成したバージョンがVS2012で、インストールされているVSがVS Express 2010とVS Express 2012 for Windows Desktopだと、ダブルクリックでVS Express 2010で開かれます。
こんな時、ダブルクリックでVS Express 2012 for Windows Desktopで開かれるようにするには、ソリューションの情報を書き換えます。
ソリューションファイルをテキストエディタで開き、3行目(#から始まる行)を以下のように書き換えます。
Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 12.00
# Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop
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